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滝澤鉄工所、個展に1000人

クラス最高速のガントリーローダー披露

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 滝澤鉄工所(原田一八社長)は6月28日と29日、岡山市の本社ショールームで個展「タキサワ・マシンフェア」を開催した。エリアで岡山以西を対象に動員600人計画で臨んだところ、福岡、広島、また一部名古屋方面からも貸切りバスでの来場があり、「集計はジャスト1000人を記録」(業務部)と、大成功で終えた。
 ショールームの壁伝いにグルリと、同社主力のCNC旋盤を10台ほど(1台は普通旋盤)配置し、C軸ミーリングタイプ、平行2主軸タイプ、NCサーボ心押台仕様と、最新のバリエーションを見せた。一方で会場中心部に超高速ガントリーローダーをつけたCNC旋盤(TT−1100G)を展示。同機はローダーでワークの受け渡しを行ない、2つの主軸で多品種連続自動加工を行なう昨年発売の新機種だが、今回はさらに、速度をクラス業界最高(ローディングタイム1.7秒)にまで高めたローダーを披露。生産性向上を課題とするユーザーに対し、高生産性の自動加工システムを提案した。
 他方で新しい切削技術もみせた。旋削加工で切粉を2~3回転ごとに切断し、刃物への切粉の絡みを抑える揺動切削(オシレーション)がそのひとつ。「新型制御装置の機能を使って行なう。サイクルタイムを変えずに切粉を切断し、工具寿命を伸ばせる」などの説明だった。
 また、そのメリットが市場で認知されだした「高圧クーラントの活用による切削」に関しては、小型で設置スペースを取らない20メガパスカルの高圧装置(トクピ製作所製)をマシンにつなげて紹介。切削効率を高めユーザーの生産性に貢献する。今回は高圧装置をCNC旋盤の一機種(TCN−2100)につなげたが、「今後、機種ごとに効果を検証し、提案を拡げていきたい」としていた。
 来場者の多くは工場見学会にも参加。部品加工工程におけるFMSの2種のライン(自動倉庫からのワーク供給と、多面パレットによる自動連続加工)や、キサゲ作業時にロボットが大物部品を運搬し、さらに「あたり付けを行なう」シーンなどを見学した。

(2019年7月25日号掲載)