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OKKがプライベートショー

協働ロボ、補正機能を参考出展

 OKKは7月26日までの2日間、同社猪名川製造所(兵庫県伊丹市)でプライベートショーを開催した。立形マシニングセンタの主力機「VMシリーズ」を中心に8機種展示。人手不足に向けた省力化提案として、手動治具交換システムや協働ロボットとの連携も見せた。
 近日発売予定の鋼材加工機「F300V」を自社展で初めて披露した。X・Z方向の2軸構成による小物プレート加工に特化した機種として、接近性や省スペース設計(所要床面積=3093×1812㍉)をアピールした。「当社にとって新しい分野になるが、需要は十分にある。価格は立形マシニングセンタよりも安価に設定した」(浜辺義男専務執行役員)という。

 5軸立形MCと協働ロボットによる連携も来場者の目を引いた。ワーク搬送だけでなく、ドアの開閉やNC装置のボタン操作もロボットでこなして見せることで、工作機械の大規模改造が不要な点を強調した。キャッチパレットトラックで運べる台車の上に、ロボットとワークストッカーを設置し、カメラで原点確認しながらアームが動く構造とした。
 浜辺専務は、「これが最終形ではなく模索しているところ。工作機械とのセット提案を考えているが、値段に見合った自動化で得られるメリットを考慮する必要がある」と話していた。
 グライディングセンタ「VP600GC」には参考出展として被削材別補正機能を搭載させた。加工機内のボールネジやリニアスケールと被削材の線膨張係数の違いを補正し、加工精度を向上させるというもの。線膨張係数が一般鋼材と異なるセラミック、ガラス、インバー、アルミなどに効果を発揮するという。

(写真=ワンパスによるプレート加工を可能にした「F300V」)