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三菱電機「強い事業をより強く」

注力する8事業の技術 披露

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 三菱電機(東京都千代田区)は11月14日までの3日間、同社の成長戦略を具現化する製品や技術を主要顧客に紹介する恒例のプライベート展を本社で開いた。「強い事業をより強く」と電力、宇宙、交通、パワーデバイス、ビル、空調、FA、自動車機器に注力している同社は「成長を牽引する8つの事業を中心に国内外への展開を加速する」(井口功常務執行役)とし、先月打ち上げられた静止気象衛星「ひまわり8号」に搭載された観測センサー(解像度が従来の2倍)や、中国・上海に今年12月竣工予定のビルに採用された高速エレベーター(分速1080m)など自社技術の広がりを紹介した。  
 工場向けの提案としては産業用ロボットによるギア組立を実演。アーム先端に伝わる微妙な反力を感じる力覚センサー(オプション)によりベアリングやギアを適した位置へそっと設置して見せた。「多関節ロボットには20ミクロンくらいの繰り返し位置決め精度をもたせられるが、扱う部品に精度のバラツキがあることがある。バラツキや嵌め合いの厳しい組立に対応でき、用途を広げられる」と言う。力覚センサーを付けるロボットメーカーは数社あるとし、同社では60セット以上の販売実績をもつそうだ。