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金型工業会西部支部、航空機と金型世界市場の勉強会

「海外取引、プレゼンが最重要」

 (一社)金型工業会西部支部(堀口展男支部長)は大阪科学技術センタービルで10月15日に「航空産業の仕組みと最新動向」のセミナーを開催。11月18日には「世界の金型産業と日本」と題したセミナーを開催した。
 航空産業セミナーの講師は、エヌブリッジ航空コンサルティングの上田晋作社長。上田社長は三菱重工業での営業経験などから、「航空機産業は欧米主導の品質保証体制がある上に先行投資負担が大きく、新参者に厳しい世界」と説明。一方で機体数が今後20年間で2倍に拡大すると予測される成長市場でもあり、「今は空前の開発ラッシュで新規参入のチャンス。増産意向が鮮明な上に整備需要も増大し、サプライヤーの緊急確保もありえる」とした。参入にあたっては、「プレゼン能力の向上が必須。くどくど情報提供するのではなく、相手に与えられるメリットと自社の信頼性をしっかり説得できる内容に」とアドバイスした。
 世界金型産業のセミナー講師は金型・ホットランナーアドバイザーの岡村功氏。射出成形分野における、世界の高収益金型企業の動向や日本との比較を説明。金型部品の冷却性能が評価され、海外展開をきっかけに超精密多数個取り金型製作の比率を飛躍的に伸ばした米国企業の事例などを挙げた。