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ノーリツ、豪州市場に本格参入

 ノーリツ(國井総一郎社長)は11月26日にシドニーで、オーストラリアの給湯器メーカーDux Manufacturing Limited(以下Dux)の買収について、Duxを保有する上場住設機器メーカーGWA Group Limited(以下GWA)と合意を得たと発表した。
 ノーリツの中期経営計画「Vプラン16」では海外事業強化を掲げている。計画最終年度となる2016年の目標は海外事業の売上高が2010年度比3・7倍の600億円、海外事業比率24%。現地企業買収で地盤を固めた中国に続き、今回のDuxの買収で豪州給湯器市場への本格参入を図る。
 99年の歴史を持つDuxは、タンク式給湯器市場における豪州トップメーカーの一つ。ノーリツでは、Duxの販売ルートを通じてノーリツ製タンクレス給湯器の拡販を目指す。
 Duxの2014年6月期の売上高は7235万3千豪ドル(約73億8千万円)、純資産は4350万2千豪ドル(約44億37百万円)。ノーリツでは今回の買収のため、買収目的子会社を豪州に設立する。買収金額は総額46百万豪ドル(約47億円)の予定。
 豪州の給湯器市場は、Duxが強みを持つ伝統的な電気・ガスタンク式給湯器とノーリツが強みを持つ日本式のガスタンクレス給湯器が市場を大きく二分しており、Duxはノーリツとの協業により、豪州給湯器市場における強力な商品ラインナップを有する会社となる。