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ダイヘン、1台3役の600A溶接機

メーカー名商品名
ダイヘン多機能溶接機「インバータオート600G」

鉄骨など中厚板向けに

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 ダイヘンは定格出力電流600Aの多機能溶接機「インバータオート600G」を発売した。CO2・MAG溶接、直流ガウジング、直流手溶接に対応。鉄骨、橋梁、造船などの中厚板加工向けに提案する。
 厚板溶接特有の工程に着目して開発した。1台で「手溶接によるタック溶接→本溶接→裏はつり(ガウジング)→本溶接」という一連の流れをこなすだけでなく、高品質化による後戻り工数の削減も可能にしたという。ガウジングでは最大出力600Aに対応。直径11ミリのガウジング棒も使える。
 溶け込み制御や条件記憶などの機能が入ったデジタルパネルを搭載した。1A、0.1V刻みの細かい設定が可能で、溶接条件の再現を容易にした。離れた場所でも条件確認がしやすい大きなパネル、条件設置に必要なボタンを右側に集約したボタン配置のこだわりも特徴に挙げている。
 本体重量は114キログラムに設計。サイリスタ制御式溶接機に比べて約50%軽くし、移動させやすくした。溶接、ガウジングなどの切り替えができるリモコンを標準装備しており、「わざわざ溶接電源まで戻って切り替える必要がないため、さらに作業性が向上する」という。
 メーカー希望価格は半自動仕様一式(空冷仕様・ケーブル10メートル延長セット)で税抜131万3100円。年間200台の販売を目指す。

(2019年8月25日号掲載)