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アルテコ、モデリングコート

メーカー名商品名
アルテコモデリングコート

3DP造形物の仕上げに

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 アルテコ(大阪府茨木市、TEL.072-627-1617)は、3Dプリンターで作成した造形物をキレイにするコート剤「モデリングコート」を開発した。
主に熱溶解積層法(FDM)で成形したものに使用する。表面の凹凸をなくし、さらに光沢感もつけられるのが特長。専用の筆で積層表面にコート剤を塗布し、固まった後に研磨ペーパーで少しずつ削り落とす。
 ABS素材の場合、ピッチ幅を広げたときにできる積層線の溝を埋めるため、2~3回繰り返し塗布。PLA素材になると、「コート剤が適度な被膜になり、深みのあるハードコート処理加工をしたような光沢を作ることができる」(総合企画部の田中彰訓課長)。
両素材とも、硬化後に研磨ペーパーを粗目から細目に持ち替えながら磨き、最終的にはコンパウンドで仕上げる。
 コート剤を使うことで、仕上げまでの作業時間を縮めた。同社が積層ピッチの異なる2種類のマウス造形(幅105×奥行45×高さ30mm)を比べた結果、「粗目造形とコート剤を組み合わせることで、細目造形よりもトータルコストを4割削減できた」という。
 スターターキットとして、▽コート剤(2種)▽硬化促進剤▽筆洗浄液▽瞬間接着剤▽専用筆―などを製品化。昨年末にお試しキットを無料配布し、反響を得たことから今春の本格販売に踏み切った。
 田中課長は、「まずは業務用として販売し、今後、家電量販店などを通じて幅広く販売していく。商談展示会などで造形物のサンプルを置いたり、実演したりすることで仕上がりの違いをアピールしていきたい」と話した。