News

ダイヘン、ブルーレーザで溶接線0.3秒検出

メーカー名商品名
ダイヘンレーザ視覚センサ「FD−QF」

ロボット用視覚センサ

2637

 ダイヘン(大阪市西区)は12月1日、溶接線を0.3秒で検出するロボット用レーザ視覚センサ「FD−QF」を発売した。ブルーレーザ搭載の2次元センサヘッドを採用することで、薄板や光沢の強い素材でも検出を可能にした。
 使用目的は、レーザ走査で溶接開始点を見つけ、ワークの位置や厚さなどの変化に的確に補正すること。ロボットが静止した状態で検出できるため、従来製品に比べて時間を約3分の1に短縮し、検出精度を±0.2mmまで高めた。
 ビームの絞込みが可能なブルーレーザにしたことで、受光量不足で適用が難しかったアルミやステンレスなどの表面にも安定した検出ができるようになった。ヒュームやスパッタの多い環境下にも考慮し、耐熱・防塵設計とした。
 必要な設定や調整などの操作は、すべてティーチペンダントで完結。板厚などの検出パラメータの意味をイラストで表現し、「取扱説明書を見なくても直感的に分かるようにした」(メカトロ事業企画部)。検出結果はティーチペンダントの画面にリアルタイムで表示。ロボットに反映できるだけでなく、状況分析と対応が迅速に行える点も特長とした。
 計測データは保存可能。過去からの形状や計測状況の変化を時系列で確認することもできる。メーカー希望価格350万円。同社では溶接用途以外にも、ワークのエッジ検出やエラー検知などの「非アーク分野」でも活用できると見込んでいる。