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三菱電機、西日本でロボ知能化展

センシングとの組合わせ重視

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 三菱電機は11月13日〜14日の両日、同社西日本メカトロソリューションセンター(兵庫県尼崎市)でロボット知能化技術に関する展示会を開催した。電気・電子、機械、自動車関連メーカーを対象に開いたもので、自動化構築の欠かせないパートナーであるシステムインテグレータ各社も共同提案した。
 センシング技術とロボットの組み合わせで、搬送、仕分け、加工、検査などの無人化対応を見せた。2次元ビジョンセンサを使ったピッキング作業では、コンベアから運ばれてきたブロックを平面で認識し、同じ姿勢に直して整列させる動作を繰り返し実演。想定されるワーク向きのパターンを事前に設定することで、3面分の認識を可能にした。 3次元ビジョンセンサを使った工作機械とロボットの連携も、来場者の目を引いた。ばら積みの中からワークを取り出し、工作機械へセッティング。加工後、別の機械へ移動させ、削り終わったら3種類の検査治具に順次押し込み、ワークの直径に応じて仕分けるという流れだった。検査や整列時には力覚センサが使われており、「軸受精度の確認にも応用できる」という。
 イシダが開発した計量システムを使った提案は、つかむ・運ぶ・置くのアーム動作の中で瞬時に重さを測るものだった。デモでは設定した重量を基準に判別し、「OK」「NG」と書かれた各コンベアに流す動きでアピールした。そのほかにも電動アクチュエータとの連携、電動ハンドによるワーク寸法計測搬送と公差穴挿入組立などの提案を展開した。 FAシステム事業本部の小平紀生氏は、「力覚センサやビジョンセンサによる知能化の競争が始まっている。システムインテグレータの負担を減らすためにも、センサ類も含めたパッケージング化を進めていく必要がある」と語った。