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ダイヘン、ロボットコントローラー一新

メーカー名商品名
ダイヘンロボットコントローラー

遠隔把握可能に、連携しやすく

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 ダイヘンは、8年ぶりにロボットコントローラーをモデルチェンジした。同社サービスセンターとインターネット経由で通信することで、遠隔でもロボットの状態把握ができる機能を搭載。復旧操作、施工アドバイス、操作方法の説明など、問題解決も含めた迅速なサポートに結びつける。
 8月に出荷が始まった「FD19」は、インダストリー4・0の通信プロトコルに対応。ロボットの稼動情報を上位生産システムへ連携させることで生産情報の見える化を可能にした。稼動時間から保守部品の交換時間を予測したり、全施工条件を記録して不良が発生した製品・ロットを即座に把握したりできる。
 周辺機器との連携も強化した。視覚センサやレーザ発振器との接続インターフェースを標準装備。簡単なパラメータ設定でつなげられる。生産システムとの連携に必要なPLCソフトも付いており、パソコン上で動作プログラムの作成、シミュレーション、通信状態のモニタリングができる。
 FAロボット事業部の拝野栄二制御開発課長は「前機種にもPLCソフトを標準装備していたが、今回はティーチペンダントでやりづらかった編集作業をパソコンでできるようにした。システムインテグレータも組みやすいはず」と期待する。
 安全規格「Cat.4」「PLe」「SIL4」に準拠。ソフトによる「仮想の安全柵」設定で、光電管を使わないうえに安全柵を必要最小限の範囲に狭められるという。
 ティーチペンダントの操作性も向上させた。アイコンメニュー、タッチパネル、スワイプ操作を採用。タブレット感覚で初めて使う場合でも手軽な操作を可能にした。本体重量は従来比15%軽量化し、820グラムに設計。持ち手に丸みを持たせることで、腕の疲れを3分の1に減らした。
 年間販売目標は1万2千台。同社製ロボットとセットで提案する。「販売価格はほぼ据え置き」としている。

(2019年9月10日号掲載)