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山善、バイヤー招き内覧会

今秋以降発売のカセット式発電機や空調服ベスト仕様

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 山善の家庭機器事業部(中山尚律事業部長)は9月6日までの4日間、主に今年の秋から冬にかけて発売するインテリア、エクステリア、レジャー、工具、園芸、防災商品を集めた恒例の内覧会「YAMAZENハードウェアショー」を都内の大田区産業プラザで開いた。流通業など90社から417人が来場した。
 防災商品のなかでひと際注目を集めたのはカセットボンベ式発電機「EIGG-600D」(定格出力0・6kVA)。同社の入部康久副事業部長は「身近な燃料として扱いやすく備蓄しやすいカセットボンベを2本差し込んで、約1・5時間(定格負荷で)連続使用できる(1本でも使用可)。利便性の高さから注目されており、発売をできる限り早めたい」と自信を見せる。交流、直流、USBの3種類の差込口を用意(計6Aまで、交流・USBは2口)。10万円を超える商品が多いなかで想定売価6万9800円(税別)に抑えたことで「企業のBCP対策はもちろん、一般家庭でもお使いいただける」と言う。
 工具コーナーには腰位置に付けた小型ファンで涼しくする空調ウェアが充実していた。従来は長袖タイプが中心だったが、来年3月発売予定のベストタイプはゴルフや東京五輪などスポーツ観戦での利用も想定しカラフルに仕上げた。1万円を切る価格での販売を想定。「紫外線の透過を防ぐシルバー加工や空気流による膨らみ過ぎを防ぐ構造を施したものも用意し、一般男性、女性を新たなターゲットとした商品の投入を行う」と話す。
 このほかシニア世代の生活を快適にサポートする椅子、テーブル、ベッド、棚などで構成する「にこあ」シリーズ(いつもにこにこ安心の意)を大きなスペースを割いてアピール。歩行器・歩行補助器の4輪型「ベーシックウォーカー」、3輪型「スリーウォーカー」をシリーズに追加した。また3㍍長さに伸びて高枝をカットするポールソーや人工木のエアコン室外機カバーなども紹介。
 昨今の配送料高騰、配送遅延を受けて対策も進めている。各商品ジャンルで梱包サイズを3辺合計160センチ以下に抑え、配送業者およびユーザーの双方に扱いやすい工夫がなされていた。

(2019年9月25日号掲載)