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伊東電機、大阪の自社展に968人

モジュール用いたフレキシブルな自動化提案

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 伊東電機は9月11日から3日間、マイドームおおさか(大阪市中央区)でプライベートショーを開催した。会場では、AI機能搭載のモジュールコンベヤ「id-PAC」の制御技術を応用した無人仕分け・ピッキングラインを展示。高能力かつライン構築も容易な自動化提案に、968人の来場者が集まった。
 「id-PAC」は、搬送・仕分け・保管などの各機能をモジュール化したコンベヤ。PC上でアイコンを並べ、その通りにモジュールを配置・配線するだけで制御ロジックが形成され、稼動できるという。一般に大型設備の据付は長期にわたることが多いが、同製品の場合は規模次第で土日据付も可能。「物流センターからの引き合いも多いが、最近では工場内物流の引き合いも増えている。生産ラインの変更にフレキシブルに対応できることから需要が増しているのでは」(営業統括室平田晃室長)という。
 会場では実際にコンベヤの組み替え作業も披露。作業者2人で、レイアウト変更~再稼動までを30秒以内に行ってみせた。
 一方、「id-PAC」の制御技術を用いた無人ピッキングシステム「TAPS」(トレイ・マネジメント・オート・ピッキングシステム)にも注目が集まった。荷捌きと360度の自動スキャニングを行う「MMS」、高能力垂直搬送・仕分け機の「VSS」、入出庫と順立てを同時に行えるストレージシステム「ACSS」などの機能を備え、「モジュールの組み合わせ次第で様々な構成が可能」という。
 その他、1時間あたり5000ケースの高速仕分けを実現するシステム「RAS-5000」も披露。独自のアルゴリズムにより、その場で指定した順番通りに並びかえを行う「完全順立」デモを見せた。平田室長は、「今回の展示では『弊社のid-PAC技術でどのようなことができるか』をわかりやすく見せたが、活用方法はこれだけにとどまらない。多くの方々に展示を見ていただき、自社での活用方法をイメージしてもらえれば」と話していた。
 同社では今回を含め、今年だけですでに4回のプライベートショーを開催。来年1月には広島での開催も予定しているという。

(2019年9月25日号掲載)