News

管工機材・設備展、水害受け排水ポンプなどに脚光

27291

 最新の管工機材および設備機器を一堂に集めた「第19回 管工機材・設備総合展 OSAKA」(大阪管工機材商業協同組合主催)が、9月12日~14日までインテックス大阪で開催された。 
 各地で豪雨災害が頻発するなか、増水被害に備えた製品提案が目立った。
 寺田ポンプ製作所が出展したのは緊急排水エンジンポンプ「E―7N5」。ポンプとエンジンを共通軸としたコンパクト設計で、ガソリン駆動により最大3.3立方㍍/分の排水が可能という。車輪を大きくしたことによる操作性の高さも特長。「東日本大震災を契機にBCP意識が高まりはじめ、近年では地域住民が主導する形で導入が決まることもある」(同社)など注目度は高まりつつあるようだ。
 豪雨による増水を未然に防ぐ製品も展示された。鶴見製作所が披露した汎用水中ポンプ「KRS型」がそう。吐出し口径80~350ミリで、上吐出し形のため狭い箇所への設置も可能という。もともとは工事排水用として開発された製品だが、「近年ではフランジ接続による設置や撤去時の利便性が評価され、ゲリラ豪雨による増水対策として採用されることも多い」(同社)。短納期で設置できるため、「豪雨シーズンに合わせて仮設し、その他の期間は取り外すなど柔軟な使い方が可能」と話していた。
 一方、管工機材に関連した作業工具の展示ブースも賑わいをみせた。
 MCCコーポレーションはポリエチレンカッタ、スクレーパ、クランプなど配水用PE管工具を幅広くアピール。ワイドな口開きにより六角形・八角形の材料でもラチェット操作が行える「プリセット形トルクレンチ」など、周辺工具も含めたトータル提案を行った。
 アサダは、新製品の管内検査カメラ「クリアスコープ2820」を発売に先駆けて披露。対角150度の広角度カメラを備え、「径の大きな配管でも異常箇所が見つけやすく、作業性が向上する」(同社)という。ケーブルを引き出した距離がわかるカウンターも搭載。「展示会への出品は2度目だが、評判は上々。発売日の問い合わせなど反響が大きかった」と自信をみせた。

(写真=寺田ポンプ製作所の緊急排水エンジンポンプ「E—7N5」)

(2019年10月10日号掲載)