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ダッソー・システムズ、「3Dエクスペリエンスフォーラム」開催

サプライチェーンをデジタル管理

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 ダッソー・システムズは10月8、9日に都内で「3Dエクスペリエンスフォーラム2019」を開催した。「インダストリー・ルネサンス」をテーマに、PLMを超えた概念として同社が提唱する「3Dエクスペリエンスプラットフォーム」の活用法や導入事例を紹介した。また、業界動向の講演なども行われ、2日間で約2千人が来場した。
 3Dエクスペリエンスは、3D設計、解析、シミュレーションなどのソフトウェアが統合されたプラットフォーム。同社日本法人の山賀裕二社長は「社会のバーチャル・デジタル化が急速に進んでおり、製品企画開発の在り方も変化してきている。3Dエクスペリエンスは、様々な領域で課題解決や新製品開発などのイノベーションを提供できる」と説明する。
 会場では3Dエクスペリエンスでの自動車開発の一連の流れを紹介した。「デザイナーが描いた絵の通りにバーチャル空間で再現できる。実際に走行する姿なども確認可能で試作が不要。さらに今まで個々に行っていた作業を一元管理することで、情報の共有や収集が容易になり、生産性の向上に寄与できる」(同社)。
 ほか、「3Dエキサイト デルタジェン」の事例も紹介した。デルタジェンはCADデータから静止画、動画などのビジュアルデータを作成できる。VR(仮想現実)データも作成可能で様々なシミュレーションが行えるという。
 「住宅であれば太陽光パネルの設置箇所・パネル数による発電率、製造業ではモックを作る前の確認や検討が可能。産業用ロボットのVRシミュレーションは、仮想空間上で軌跡や速度までほぼ100%再現でき、人との協働作業も確認しやすい」(同社)。

(2019年10月25日号掲載)