News

山善、夏物家電中心に都内で商談会

五輪見据え対熱中症グッズ強化

27718

 山善の家庭機器事業部(中山尚律事業部長)は11月26日から4日間、夏物季節家電を中心とした恒例の「山善オリジナル家電総合商談会」を都内・大田区産業プラザで開いた。流通業など103社から312人が来場した。
 春商戦を睨んで開発した新機種のほか、調理・AV・防犯機器などを幅広く提案。なかでも会場の中心に据えた扇風機の展示コーナーは多くの来場者で賑わいを見せた。同社の入部康久副事業部長は「2020年は五輪の開催で屋外での活動時間が増えることから、熱中症対策商品に力を入れる」と意気込む。19年に販売が急拡大したハンディファンも、旅行客がすぐに使える乾電池式やミストを噴射できるタイプなど取り揃えを強化。羽径約20㌢ながら折り畳み式で鞄に入れて持ち運びでき、約8時間稼働できる充電式扇風機「EY―F100」や、360度の首振りでサーキュレーターとしても使えるリビング扇も披露した。
 AV機器では、スウェーデン生まれの照明付きスピーカー「mooni」を紹介。丸みのある柔らかなデザインで、充電式かつ防滴仕様のため屋外でも使用できる点をアピールした。光は10色の切替が可能で、音楽とともに部屋や野外をムーディに彩る。「短い夜をいかに楽しむか、という北欧の発想で生まれた商品。キャンプでランタン代わりに使うなど、新たな生活スタイルを提案する」。
 特殊詐欺の増加で関心が高まる防犯製品では、シンプルなデザインで直感的に操作できる防犯通話録音機「YDR―200AT」が注目を集めた。電話回線と電話機本体の間につなぐ方式で、コードレスホンを含めあらゆる電話機に使用可能。着信の際、発信者に対し通話が録音される旨の警告を流し、悪意ある電話から受信者を守るという。通話を自動切断できる通話拒否ボタンや警告スキップボタンも設け、高齢者でも操作しやすい仕様とした。
 このほか会場では、10年間放置しても機能するコンデンサー充電池を採用し、手回しに加え太陽光でも充電できるラジオ付きランタン「YTM―R300」や、炊くだけで糖質をカットする炊飯器など最新家電を一堂に展示。アシストスーツの実演にも注目が集まっていた。

(写真=北欧生まれのmooniは、音と光で空間をムーディに彩る)

(2020年1月1日号掲載)