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オムロン、実証から開発までワンストップ提案

FAの旗艦拠点を品川にオープン

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 オムロン(山田義仁社長)は1月22日、東京・品川に「オートメーションセンタ TOKYO(ATC-TOKYO)」をオープンにした。ATCは同社のFA技術の戦略コンセプト「i-Automation!」を体感できる施設で、2011年より世界に展開している。37カ所目のATC-TOKYOは、敷地面積は1114平方メートルとATCの中で最大規模を誇る。同社はATC︱TOKYOを旗艦施設と位置付け、1年間で600社・3000名の来場、2年間で55億円の売上を見込んでいる。
 同施設は「エントランスから工場を再現した」(同社)と言い、デモ製造ラインなどで同社の制御アプリケーションを体感できる。オープン初日に開催したメディア内覧会では、センサ、PLC、AI技術や協働ロボットなどを用いたピッキング、組立、検査、検品デモを行った。

 ほか、ユーザーに合わせた実証実験が可能な20の部屋を持つ「POC-TOKYO」を併設。持ち込んだ装置と同社の制御アプリケーションを組み合わせた実際の環境に近い形での実証実験や技術トレーニングができるという。
 同社の宮永裕副社長は、「日本の中心地である東京は、国内だけでなくアジア地域に開かれた都市。その東京に工場を再現した。東京に本社を構える企業も多いので、経営層の方々にも来てもらいやすいのでは。最近は1つの困り事の解決ではなく、工場全体のカイゼン、スマートファクトリー化などの話が多い。そういったトータル提案では経営陣の理解が重要になる」と話した。

(2020年2月10日号掲載)