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今号(2月10日号)より

本紙ではほぼ毎号、「モノづくり」に関係する特集を組んでいる。工作機械など生産財マーケットの動向を企画記事にしたり、クルマや航空機業界など主要産業の設備投資動向を追ったり、製造業の新たな取組みを捉えたりと、なるべく専門紙らしいミクロの視点を落とさず、足を使った取材で書き綴っている。

今号は国際物流総合展(2月19日から3日間、東京ビッグサイト)の直前号として、同展の内容とともに、物流業界におけるマテハン機器の状況や、物流現場における効率化アップの取り組み等を8ページの別刷り第2部特集としてまとめた。

生産財主要品目の業況は、米中貿易摩擦などの影響を受け、この1年ほど「低空飛行」にある。高水準だった受注残もそろそろ尽きてくるという厳しい環境だ。しかし、こと物流業界の設備投資に限れば、そんなアゲインストの風などまるで「どこ吹く風」といった感。おおむね今も繁忙続きだ。ロボットやAGVを使った物流プロセスの改革。一つひとつのモノを瞬発力を発揮して配送する新しい仕組みづくり。ICTやAI、ビッグデータを応用した新しい物流サービスも盛ん。

この業界、別の視点からはトラックドライバーの極端な不足など対応すべき課題が山積みとなっているが、自動化・次世代化で補い、さらなる高みを目指す動きが続き。物流機器トップクラスのメーカー首脳は「あと2、3年は物流業界の積極投資が継続する」と言い切る。
物流業界で進む革新は、他業種の先行指標となるかもしれない。