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ソディック、3年ぶりにプライベートショー開催

自動化やAI活用を提案

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 ソディック(古川健一社長)は2月13、14日に同社の東日本支店・大宮営業所(さいたま市)にて「新春プライベートショー2020」を開催した。
 形彫り放電加工機「AL40G」などの最新機種の披露や、加工技術セミナーなどを行い、両日で約300人が来場した。
 11月に発売したAL40Gは、新型NC装置「SP電源」の搭載により、新開発の各種放電制御・放電回路を活用でき、荒・中・仕上げの全ての放電加工領域で加工精度・速度・品質向上を実現した。
 温度変化による影響を最小限に抑える精密補正機能「TH COM(Thermal Commit)」も搭載した。設置場所の温度環境の変化や、高速駆動の際にも熱変位量を従来機と比較して約2分の1に抑えられる。「おおよそ±3℃レベルの設置環境でも高い加工精度を維持できる。長時間連続運転時も安定した加工が可能だ」(野崎隆営業推進室長)という。
 さらにAI条件アドバイザ「LN Pro AI(LN Professional AI)」を標準装備。CAMデータをもとに最適切削速度を算出する。従来機に比べて加工速度2割向上を実現するなど、初心者でも加工性能を最大限引き出す条件設定が可能になった。
 ワイヤ放電加工機「ALN400G」では、中子処理装置「3SCORE(スコア)」(オプション)を用いた無人での連続加工デモを行った。スコアはCAMデータと機械のストロークを利用し、中子を自動で切り落とし・回収するユニット。加工後に切り出したワークの落下を防ぎ、センサーで中子の有無を認識して自動で回収する。
 「従来人が行っていた作業工程通りに自動化できるため、ワークを傷つけることがない。中子処理は人が付きっきりになる必要があるが、スコアを使えばロボットなどの追加設備がなくても自動化が可能。帰る前にセットし、夜間や週末に無人稼動でき、生産性向上に貢献できる」。

(2020年3月10日号掲載)