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太陽工業、医療用陰圧テント増産へ

メーカー名商品名
太陽工業医療用陰圧テント

新型コロナで需要拡大

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 太陽工業は、新型コロナウイルス対策で国内外から需要が高まっている「医療用陰圧テント」の生産強化に乗り出した。グループ会社でも生産できるように変更。第一弾として4月中に100基を製造する。
 医療用陰圧テントは内袋式エアチューブを採用したシェルターに、フィルターシステムを標準搭載した可搬式のエアテント。外部よりも気圧を下げて、テント内のウイルス類をフィルターでろ過した後、クリーンな空気のみ外部に排出することでウイルスの飛散を防ぐ。
 「テント内についても、一定方向に空気の流れを保ち、医療従事者の二次感染が生じにくい環境をつくる」という。本体寸法は間口4m×奥行5m×高さ2.5m。販売価格は税別315万円。待合スペースや冷暖房装置などのオプションも取り揃えた。
 10分程度で設営できることから、新型インフルエンザ、2015年に韓国で流行したMERSの対策として、国内外の医療機関に約300基の納入実績がある。新型コロナウイルスの影響が拡大するなか、医療・福祉業界からの問い合わせが増えていることから増産に踏み切った。
 最終的な年間生産目標は1000基。緊急な要請にも迅速に対応できる仕組みを構築することで、海外からの要望にも柔軟に応じる考えだ。

(2020年3月25日号掲載)