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ダイヘン、高出力ガウジングが可能な溶接機

メーカー名商品名
ダイヘンCO2/MAG自動溶接機「Welbee Inverter M500G」

ガウジング棒をφ5〜9.5mmまで使用可能

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 ダイヘン(大阪市淀川区)は12月15日、高出力でも安定したガウジング作業が可能なCO2/MAG自動溶接機「Welbee Inverter M500G」を発売した。定格出力電流は最大500A。厚板に対応するため、ガウジング棒をφ5〜9.5mmまで使用可能にした。
 1台で、CO2/MAG溶接、直流ガウジング、直流手溶接に対応する多機能機。Welbeeシリーズの特長である溶接制御LSIを搭載し、緻密な波形制御で溶接性能の向上を可能にした。USBやLAN(オプション)を使ったIT化で、品質管理もしやすくなっている。
 高出力の中・厚板溶接で鉄骨建築業界から定評のある「M500」をベースに開発。すでにM500を使っている場合は、CO2/MAGの溶接条件を見直さずに新製品へ置き換えできる。 今回加わったガウジング機能は、溶接裏、ビード、欠陥部のはつり作業に使用する。高出力時の課題だったアーク切れが起こりにくいので、はつりの深さも調整しやすく、「手ぶれなどの影響も気にせずに効率よく作業ができる」(溶接機事業部企画部)という。
 本体は、冷却効率を追求した電源内部構造。精密部品エリアへの粉塵侵入を従来機比で約98%削減した。使用率や周囲温度に応じて冷却ファンの回転を制御することで、ケースを空けずにエアブローができる。 メーカー希望価格は一式125万3900円。オプションに、作業者の手元で直流ガウジングと直流手溶接の切り替えができる専用リモコンなどがある。