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今号(9月10日号)より

弊紙では、およそ半年に一度のペースで「モノづくり大特集」を企画面に組み込んでいる。このほど発行した9月10日号が同大特集の今年度における第一弾となった。今回は「モノづくりのこれから」をテーマタイトルにして、全11ページにわたり、デジタル活用や自動化技術の先端状況等を取材し掲載。加えて目玉企画として、超精密加工分野で名だたる機械メーカー/測定メーカー/受託加工業のトップの協力の下、「超精密オンライン座談会」を実施し掲載した。いささか自画自賛になるが、この座談会を通じ「超精密」なる言葉の今日的意味が浮彫りになり、面粗度と形状精度に関し「今は形状と粗さがオーバーラップし、粗さの領域で語られていたものが形状精度として望まれてくる」など、現場感覚に裏打ちされた貴重な発言が数多く飛び交った。なぜ超精密分野の市場パイが広がっているのか理解しやすい内容ともなった。是非読んでいただきたい。

さてウイズコロナ下、各種大型展示会はもとより、小規模技術セミナーやリアルな商談まで実施困難となっているが、これを補うべく、オンライン立会い、デジタルツインショールーム、工夫を凝らしたウエビナーなどと、モノづくりのみならず、営業面やアフターサービス面でも急速にデジタル活用が進んでいる。よく「必要は発明の母」というが、行動制約に縛られながらも、営業などの「必要」を、技術とアイデアを生かした別の形でカバーすることが新常態の常識ともなっている。こうした取り組みが新たな地平を開きつつあることも肌に伝わる。