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アキレス、トンネル補修技術「Tn−P工法」

施工性改善した「冬仕様」が登場

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 アキレス(伊藤守社長)は、事前防災に有効なトンネル補修技術「アキレスTn−P工法(冬仕様)」の受注を12月22日から開始した。
 Tn−P工法は、老朽化した道路トンネルや鉄道トンネル、水路トンネルなどの覆工コンクリート背面の空洞に発泡ウレタンを注入充填して補修する「裏込注入工法」。崩落を防ぎ、事前防災に有効な工法として多くの施工実績をもつ。しかし、寒冷時は注入する発泡ウレタンの液温が下がることで、粘度が上がり施工性が悪くなったり、反応が遅くなって固化時間が長くなり、亀裂等からの材料流出の危険性が高まるというデメリットがあった。
 これらの冬季施工時の問題点を改善するため、今回新たに冬仕様の発泡ウレタン「SK−02W」を開発。新注入材の液温が10℃でも、現行品の25℃と同等の固化時間を実現し材料流出の危険性を低減できる。粘度も現行品に比べ34%低減でき、施工性の改善が可能になった。
 寒冷地域での施工対応として、トンネル裏込注入工法では業界で初めて、温調設備を追加した新しい注入機も開発した。アキレスでは「冬仕様の投入で、一層の受注拡大を目指す」という。