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今号(10月25日号)より

今号はオンライン開催となった金型関連展示会「インターモールド」の内容を振り返る記事と、作業工具に特化した特集、換気の要請をも横にらみにした冬場の事業所等の寒さ対策―の3つを企画面に盛った。

このうち作業工具特集はタイトルが「便利な作業工具」。もっと目を引くキャッチをと思いつつも、記事は地道な取材を通じ、これまた地道な開発努力が成しえる作業工具の進化をシンプルに捕らえ伝えた。ここでいう作業工具の進化とは、安全性、耐久性、使いやすさ、疲れにくさ、見た目のよさ…などを指す。

弊紙ではほぼ毎号、モノづくりに関する特集を組んでいるが、最近はロボット、DX、バーチャル技術などと取材の対象が、時代変化を背景にデジタル化、自動化へ大きくシフトしている。
そういう意味で今回の作業工具特集は、一面、そうした次世代技術とは対極にあるものでもあろうが、実はそうでもない。無線(Bluetooth)でトルク管理するトルクレンチなどが注目されているし、インタビューでは、双方向に情報を行き来できるバーチャルショールームで作業工具の使用感やフィーリングまでを伝えていきたいと締結工具専業大手トップが語った。

破壊的なイノベーションを指す「ディスラプション」がこの作業工具の世界でも起きているという、この某トップの冷静な分析も印象に残る。