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金型協会、新年互礼会を開催

「円安で輸出、国内回帰に期待」

 (一社)金型協会(江波俊明会長)は1月16日、シティプラザ大阪で新年互礼会を開催した。開会あいさつで江波会長は「景況感にはまだ厳しさが残るが、円安により海外受注の増加、工場の国内回帰の動きもみられ、見通しに明るさがのぞきはじめた」と話した。
 続いて大阪経済大学名誉教授の斉藤栄司氏が「日本の金型のアジアにおける位置」と題したミニ講演を展開。中国での現地調査から「浙江省黄岩地区には2300社もの金型メーカーがあり、プラ型で国家一級品クラスの企業が17社(全土で27社)もある。しかし、生産は二番型以降でショットサイクルタイムも日本より劣る。地場の自動車メーカーが品質向上に向けて金型サプライヤーを盛んに探す今、日本の金型生産者のビジネスチャンスは大きい」などと話した。
 また、金型協会事務局では知財保護のための金型著作権管理団体設立に向けた活動を説明。斉藤教授も「対等な取引条件の確立に向け、法的支援の枠組みは重要。コピー型の安易な流出を防ぐとともに、型図面自体を取引対象にする図面市場の創出も問題解決につながるのではないか」と話した。