News

NTTデータエンジニアリングシステムズ、造形トレーニング提供

3Dプリンター、造形トレーニング提供 設計支援からコンサルまで

3227

 ドイツ製のハイエンド3Dプリンター(金属積層造形装置)を国内総代理として取り扱うNTTデータエンジニアリングシステムズ(木村篤社長)は、3Dプリンターの導入・活用の為の支援態勢を構築し「造形トレーニングプログラム」として2月1日から提供を開始した。
 プログラムは、操作方法など基礎から、造形物のデータ設計手法、金属材を溶融・凝固し積層する為のレーザ照射のパラーメータ設計トレーニングと多岐にわたる。「ハイエンド3Dプリンターの早期導入と、最終製品の量産を視野に入れた取り組みをスムーズに実現いただくため」(同社)、製造プロセス全般を網羅して支援する。量産化実現に向けたコンサルティングも行う。
 一例として、設計手法トレーニングでは、従来の工法では不可能だった形状が3Dプリンターで造形可能になることに着目し「設計自体の発想の転換」などを教える。トレーニング内容として「設計ルールの学習と造形限界の把握」、「高度な造形を実現する為の留意点と手法」、「高度なサポート構造体の設計」を上げている。
 2015年度は約30コースで受注を目指すという。基礎トレーニングコースで受講日数5日間など。オンサイトまたは同社AMデザインラボ(大阪府箕面市)で行う。価格は1コース68万円から。

◎大田区でAMセミナー
 これに関連して同社は1月30日、東京都大田区で第2回AMソリューションセミナーを開催、定員を超える受講希望者があったという。外部講師を招き、金属造形技術の最新研究成果をアカデミックな視点で講義するとともに、現場での活用事例などを伝えた。ファイバーレーザータイプと電子ビームタイプの金属造形装置を設備する都内中野区の受託加工業、金属技研では、ファイバー・電子ビームそれぞれの特性を自社造形品の検証結果を元に発表。「作りたいモノの形状を考えて導入するといい」などとメッセージを伝えた。一方でNTTエ社は導入メリットとして「設計の自由度」「コストアドバンテージ」「オーダーメード」を上げ、これらを顧客が最大享受できるよう「提案力を強化、コンサルティングを行う」と強調していた。