News

セスクワ、CAD/CAM最新版 WorkNC「V23」

パフォーマンス性能など向上

3234

 CAD/CAM、ビューワ、統合業務管理システムなどを展開するセスクワ(東京都港区)が、主力CAD/CAMシステムの最新バージョン「WorkNCV23」を昨年12月25日にリリースの後、新年に入って東京会場を皮切りにバージョンアップセミナーを実施している。2月末まで全国計11会場で順次開催する。
 最新バージョンでは、新ツールパスの追加だけでなく、自動化に焦点を当て全体を進化させた。同社が「3本の矢」と呼ぶ、「パフォーマンス」、「信頼性」、「新機能」の3つの面で強化をはかった。
 パフォーマンスに関しては特に、形状定義にかかる計算時間を大幅短縮させたことが特筆される。形状定義に関連し前バージョンで12分強かかった計算時間を3分台とほぼ7割削減できた検証結果があるという。切削面品質を確保しつつデータサイズを大幅に縮小。また計算モジュールは64ビット化に変えた。
 信頼性の面では、加工情報(工具・ホルダー・切削条件)と加工機情報(マシニングセンタ・ワークセット位置・治具)をリンクさせる「マシンコンテキスト」機能を高め、クランプ(治具)を自動認識しての干渉チェックなどを可能にした。
 新機能は、複数のカーブやポイントをひとつに結合し、同じ要素の重複作業を無くしてオペレータの負担を軽くする機能のほか、2軸から同時5軸加工、荒から仕上げ加工まで10項目を超す新たなパス機能を盛り込んでいる。

●各地でセミナー
 1月22日に都内で開いたバージョンアップセミナー(=写真)では、こうした最新版のポイントとしてパフォーマンスで4項目、信頼性3項目、新機能(改善点)22項目のそれぞれを、事前実施のモニター評価の結果も紹介しながら説明。冒頭挨拶した長谷川英紀社長は「市場のニーズ、お客様の声を元にバージョンアップを重ねている」とし、今後もご意見を賜りたいと受講者に呼びかけた。また、昨夏にスウェーデンに本社を置くヘキサゴン社の傘下に入った点については、CAMメーカーとして何ら変わることはないとした。「変化があるとすれば、1万4000人の従業員を抱える大会社の傘下に入り、そのネットワークを活用し、開発環境もより充実できる」と説明した。