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オーエスジー株主総会、20年度海外売上60%へ

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  オーエスジーは2月21日、第102回株主総会を開催した。2014年11月決算の連結売上高が1000億円を突破し、中期経営計画を2年前倒しで実現したことを報告した。
 石川則男社長は、2020年度までに売上1500億円達成を目指す方針を示した上で、海外売上比率を現行の54.6%から60%まで高める考えを語った。重点産業に挙げたのは、14年実績を伸ばした自動車と航空機。日本と北米で微結晶ダイヤモンドに代表されるコーティング能力を強化し、超硬工具のシェアアップを図る。
 石川社長は「ブラックボックス技術である素材、表面処理、研削盤に対しても積極的に投資していく。大手ユーザーにアクセスできるM&Aを薦めながら、他社委譲の新製品を投入していく」と話した。
 総会終了後の株主懇談会では、3カ国の海外担当役員が現状を報告した。自動車部品の現地調達が進むインドネシアは、主要な工業団地ごとに営業所と在庫センターを設置。14年2月には西ジャワ州カラワン県の工場が本格稼動した。
 工場では超硬エンドミルの生産と各種工具の再研磨を手がけており、南アジア・中近東担当の小池和正氏は「中期経営計画としてコーティング炉導入や自社工場の建設などを検討している」とした。