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「どてらい市」開幕

トップバッター静岡、成約額1割増

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 昔ながらの実演販売スタイルを継承し40年ほどの歴史を誇る展示商談会「どてらい市」が2月28日・3月1日に開かれた静岡会場(静岡市)を皮切りに幕を開けた。
 38回目を迎えた静岡どてらい市は主催店8社、出展社は生産財メーカーを中心に165社が参加した。景気回復を映し、出展メーカーは昨年より11社増加。成約額は同13%増の9.9億円を記録し、来場者は3445人と過去最多となった。地元のイベントホール、ツインメッセ静岡に小型でも多軸制御の工作機械、造形サイズ・精度を高めた3Dプリンター、東京五輪に絡んで需要の多い穴あけ機や動力工具、工場やオフィスを1台で360度高解像度録画できるカメラなどバラエティーに富む製品が実演とともに紹介された。
 初日の開会式では主催店を代表しコハラの小原照光社長が挨拶。「以前であればライバル商社は『どて市の期間中だけはどうしようもない』と諦めていたものだが、新しい企画をぶつけて対抗するようになってきた。38回も続けるとどうしてもマンネリ化しがちだが、斬新などて市にしていきたい」と力を込めた。出展メーカー代表の静岡鉄工所の野賀美作社長は「補助・減税政策で景気は明るい兆しが見られる。全国に先駆けて開かれるこのどて市で大きな弾みをつけたい」と呼びかけた。
 なお3月7日に岐阜どてらい市が開幕し、翌週14日には東日本最大の幕張どてらい市(詳細次号)と宮崎どてらい市が開幕する。