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オークマ、日本機械学会賞(技術)を受賞

「ファイブチューニング」の基本原理で

 オークマ(花木義麿社長)はこのほど、知能化システムの開発で、2013年度日本機械学会賞(技術)を受賞した 。受賞対象となったのは、「5軸制御工作機械の幾何誤差補正とその精度維持を行う知能化システム」。5軸制御工作機械が自身の幾何誤差を計測・補正して高 精度を維持する知能化システムで、同社独自の知能化技術「ファイブチューニング」機能の基本原理となる。
 同社によると、5軸加工機では回転軸にからむ幾何誤差が、加工精度に影響を与えるという。具体的には、回転軸の中心位置のズレ、回転軸の直交軸に対する 傾き、熱変位や据付環境の経時変化などで、これらの誤差が傾斜面加工の段差や、曲面加工の形状不良と要因となっているという。
 同機能は、タッチプローブと基準球を使って『幾何誤差』を計測し、計測結果を用いて補正制御を行うことで、5軸加工機の運動精度をチューニングし、一段 上のレベルの5軸加工精度を可能とした新技術。5軸加工機の活用拡大による部品精度の向上やリードタイム削減を実現するという。
 日本機械学会賞は、「日本の機械工学・工業の発展を奨励する」ことを目的に、1958年に設置されて以来、幅広い分野から選考され毎年表彰を行っており、2013年度は計69件が選ばれ、4月の定時社員総会で表彰式が行われた。
 オークマでの知能化技術では、「加工ナビ」が2010年度に、「サーモフレンドリーコンセプト」も2002年度に受賞している。