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パーパスとパロマ、浴室暖房乾燥機「温守(ぬくもり)」

メーカー名商品名
パーパスとパロマ浴室暖房乾燥機

ヒートショック予防し快適空間に

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 パーパス(髙木裕三社長)とパロマ(小林弘明社長)は3月19日、浴室暖房乾燥機を共同開発したと発表した。4月から「温守(ぬくもり)」の名でそれぞれ販売活動を行う。両社の頭文字をあてた「PPプロジェクト」を立ち上げ一昨年12月に開発着手、今年秋の商戦に向けた新商品として完成させた。
 パロマの小林社長は「気温差の影響で血圧等が変化して起きる入浴時のヒートショックは、交通事故よりずっと多い年間2万人近くの命を奪っている。この問題に対するアクションをガス業界として行いたかった。これがパーパスさんとの共同開発につながった」などと説明。パーパスの髙木社長も「社会貢献できる分野で協力し合おうと、ヒートショックに着目した取り組みになった」と話した。
 発売する「温守」は壁掛けタイプで、狭く密閉した浴室に溶け込むようコンパクトでスッキリしたデザインに仕上げた。暖房時にはオレンジ、換気(涼風)運転時にはブルーのランプが本体中央部に細い炎の形で灯り、「湯気で曇っていても、メガネを外して入浴しても運転状態がわかるようにした」(パーパスの望月融技術副本部長)。リモコンは、濡れた手でも取り外しやすいフック式を採用。乾燥機能も高く、花粉やPM2・5などに悩むことなく浴室内で衣類を干せる。
 シングルタイプ(税抜希望小売価格8万5000円)と自動乾燥機能付のスタンダードタイプ(同9万円)の2種。パーパス製・パロマ製で型式名や本体ロゴが違うが、商品自体は同じ。販売チャンネルを相互に活かし「壁掛けタイプの浴室暖房乾燥機として、2年後、両社でシェア3割を狙う」という。両社でバッティグしないか―との本紙の質問には「エリアやサブ店別に担当分けを進めている。メリットの大きさのほうを見ている」(両社幹部ら)とのことだった。