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電機生産、緩やかに回復、重電は17年ぶり4兆円超へ

 (一社)日本電機工業会(JEMA、会長=中西宏明・日立製作所会長兼CEO)は3月13日、重電機器、白物家電を合わせた電気機器の国内生産額見通しを発表した。2014年度は前年同期比3.7%増の5兆6879億円、続く15年度は同1.0%減の5兆6330億円と景気の緩やかな回復が継続すると見通す。原油安による実質所得の押し上げや雇用環境の改善が個人消費の回復を後押しし、また企業収益の改善を背景に設備投資の増加が期待できるため。
 重電機器は円安効果により輸出が堅調に推移。直近ピークの07年度(3兆8668億円)を上回り14、15年度と2年続けて4兆円を超える見通し。4兆円超えは17年ぶりとなる。白物家電は14年度は消費増税後の反動減と夏の台風の影響で2年ぶりの生産減となるものの、15年度は円安の影響で生産の国内回帰が一部で見られる見通し。