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豊和工業、産業用清掃機を工場向けに拡販

敷地から通路まで対応

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 豊和工業(愛知県清須市)は、工場の屋内外向けに自走式産業用清掃機を拡販する。広大な敷地から細い通路まで対応できるラインナップの幅広さをポイントに挙げる。
 手押しで小回りが利くHF58α形は、コンパクトなボディに最高出力4.4キロワットのエンジンを搭載。メインブラシ、ブロワ、カートリッジ式フィルタを組み合わせることで、「抜群の清掃効果を発揮する」(特装車両事業部)。
 メインブラシとサイドブラシの間隔が短い構造に設計し、旋回時の掃き残しをなくした。ゴミは、高速回転するメインブラシと可動エレベータフラップから後部のホッパへ投入。ブロワで吸引した粉塵は、フィルタでろ過される仕組みだ。
 手間のかかるゴミ捨ては、車輪付き大型ホッパから直接廃棄できるので手を汚す心配もない。無駄なくゴミを溜められるように、ホッパの上部から回収したゴミが投入されるオーバースロー方式を採用している。
 燃料タンクの容量は3.8リットル。排気ガスや騒音を嫌うユーザー向けにバッテリタイプも用意した。特装車両事業部の営業担当者は、「長時間清掃できる大型バッテリや、適切な車両管理に最適なアワメータなどの特殊仕様にも柔軟に対応している」と話す。
 同社は、1964年に産業用清掃機の製造・開発を開始。搭乗タイプでは、長時間の連続作業に最適な水冷3気筒ディーゼルエンジン搭載のハイエンドモデルなどを揃えている。近年、納入したケースとして、工場や倉庫のほかに、テーマパーク、野球場、イベント会場といった巨大施設にも実績を重ねている。