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ヤマザキマザック、欧パーツ統括拠点を増築

24時間体制で月2万点出荷

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 ヤマザキマザック(愛知県大口町)は、ベルギーにある欧州のスペアパーツ供給統括拠点「ヨーロッパ パーツセンタ」を増築した。今回の工事で延べ床面積を2700平方mから4600平方mに拡張。月間2万点以上のスペアパーツを365日24時間体制で供給する。
 ユーザーから連絡を受けて、同日内に97%の即納率で迅速に出荷するという。これまで以上に多くのパーツをストックし、素早く出荷することで納品先の機械のダウンタイムを「極限まで短縮する」のが狙い。
 拡張の中核は、パーツ収納倉庫の増設。新たに導入した搬送搬入システムは、7万カ所に小物パーツを収納できるミニローダ、中・大物パーツをスタッカークレーンで収める3000パレット仕様の多段パレットシステムを備えている。倉庫内に収納されている3万5000種類のスペアパーツは、最新製品だけでなく、現在生産中止となった30年以上前の製品にも対応している。
 ネットワークシステムを活用し、欧州各地に設置されている同社のサポート拠点から、オンラインでパーツの発注を可能にした。在庫状況もリアルタイムで確認できる上、オンライントラッキングシステムとリンクさせることで出荷状況をたどることも容易にした。 同社は、「今後も拡大が見込まれる欧州のスペアパーツ需要に対応する」ために、22年には延べ床面積を5528平方㍍まで拡張する計画を明らかにしている。