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オーエスジーが地域イベント、工具の役割と生産工程を説明

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 「近所にあるオーエスジーってどんな会社?」、「パパやママの作ってる工具って何に使われるの?」といった日頃の疑問を、工場内を歩きながら答えるイベントが3月27日に愛知県内6カ所で開かれた。
 オーエスジー(石川則男社長)が「オープンハウス」と題して社員家族や地域住民を招待するのは、今年で4回目。転造工具やゲージの生産拠点である豊橋工場には、20名が参加した。
 転造工具は、2~数個のダイスの間に、素材を転がして、ねじ山をもみだすように作る受注生産品。自動車、航空機など、身近なものを例に上げながら、顧客の要望に合わせてオーダーメイドで作られていることが紹介された。
 月間生産量は6000セット。平ダイス、丸ダイス、三日月形のセグメントダイスといった大小様々な工具を並べ、切断から成型、研削、熱処理、検査までの工程を見せた。スタッフは使用済みの転造工具を前に、「再研磨でねじ山をはらって、もう一回新しい山をつくる。摩耗しても工具1点あたり4~5回再利用されることが多い」と説明した。
 第3製造部の松尾直彦部長は、報道陣の質問に対応し、「転造工具の月間生産量は国内外合わせて3万セット。日本はリーマン・ショック前に戻っていないが、欧米はまだ伸び代がある。現地ニーズを取り込むことで、転造工具の年間売上100億円を目指したい」と話した。