News

ナカトミがショールーム戦略強化、海外販売は5月開始

3777

 冷暖房機器やコンプレッサーなどを販売するナカトミ(長野県上高井郡、河本哲社長)は高い商品開発力を武器にショールーム戦略を強化している。埼玉県越谷市(昨年2月オープン)に続き、4月1日に新設した新潟営業所(新潟県燕市)に2カ所目となる展示場を設置。燕市および隣接する三条市が卸問屋やホームセンター、量販店が多いことに目をつけ、「燕・三条地域の事業所、学校から最終ユーザーまで細かく丁寧にフォローしていきたい」(廣島令二営業部長)とする。
 新潟営業所の2階に設けたショールームには、190平方メートルの面積に主力の工場扇やスポットクーラーから園芸用品、暖房機など100機種以上の取扱い全製品を展示。「当社の製品は大きくて重いものが多くお客様のところへ見せに持って行くことが難しい。すぐ手に届くところにすべての商品を置きたかった」と廣島部長は背景を話す。
 また3カ所目となる展示場は今秋、西日本営業所(福岡県大野城市)内に開設する予定。
 需要の拡大に応じ、海外展開もスタートする。まず5月をめどに始めるのはスポットクーラー(6・5キロワットまでの約5機種)の海外販売。これまで同社は中国の自社工場から輸入して日本でのみ販売してきたが、今後は中国から直接、東南アジアや豪州、欧米へ出荷する考え。海外客からのニーズが拡大したため、各国の電圧に合わせた製品づくりの体制を整えた。同社は「当社100%出資の物流センターを中国と台湾に構えることで、日本で扱うのと同様の短納期と低価格でお届けできる。1台単位での出荷も可能」と言う。