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クリナップ、ロングセラーキッチンに「流レールシンク」

メーカー名商品名
クリナップシステムキッチン「クリンレディ」
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 クリナップ(東京都荒川区)は主力のシステムキッチン「クリンレディ」に清掃性の高いシンクを標準装備し、5月7日に受注を始めた。クリンレディは1983年に発売し、主婦モニター調査などを基に機能強化を図ってきた。
 今回追加した5つの新機能・素材のうち、最も力を入れたのはシンク内を水が手前に流れるよう傾斜と水路をつけた「流レールシンク」。吐水の方向と底面の傾斜を一致させたことで効率的にごみを集める。「通常使用する水でごみを流せるため、1カ月で90リットル程度の節水効果が見込める」と言う。シンクと継ぎ目のない三角形の排水口はごみの発生しやすい調理面側(左奥)に寄せ、汚れの発生を最小限に抑えた。木目柄のステンレス扉など13の新色扉を用意。基本セット価格はI型255センチで税抜き63万8000円から。
 4月22日に都内で開いた発表会で井上強一社長は「昨年10月に創業65周年を迎え、何か新しい商品を提案したいと準備してきた。フロアコンテナなどに続き今回の機能も業界の標準になってほしい」と話した。同社のシステムキッチンの国内販売シェアは2010年度の17.1%から毎年上昇しており、14年4-9月には21.2%に到達。松尾昭則開発本部長は「(家具風デザインにカスタムできる)「ラクエラ」が引っ張ってきた。新クリンレディを加えたラインナップで近く25%を目指す」と言う。新製品は全国101カ所のショールームで順次展示していく。
(写真=水路を設け、継ぎ目のない一体成形の排水口へ流れをつくる「流レールシンク))