コラム

2014年4月25日号

 新年度がスタートしたこの時期、転勤や異動に伴い、連絡先変更等の案内が届く。住所や部署、電話番号、アドレス等の登録変更等も、その時々に行う場合も あれば、「後でまとめて」と様々だが、特にメールアドレスの変更など、意外と手間のかかるものだ▼先日、プライベートの携帯に、「久しぶり!メアド変更す るので登録よろしく!」とのメールが届いた。送信相手の登録名はなく、相手も不明。不信に思いながらも、念のために送信先を確認するため、「失礼ですが、 氏名を明示下さい」と返信した。翌日、相手からは「オレ、○○○○と言うんだ。26歳。前に、ともだち募集のサイトでメールしたことがあると思うけど…。 メールを交換し、仲良くなりたいんだけど」との返事。つまり、迷惑メールという訳で、早速、当方は迷惑メールで処理した▼内閣府が青少年を対象に実施した 調査で、「友だちは何人いますか」との質問に、6から10人が最も多かったが、この友だちの中に、「会ったことのあるメル友」「会ったことのないメル友」 も数人含まれているという。友だちだからメールする関係でなく、メールを交換することで「友だち」と呼ぶ。メールを交換するだけの相手を「知り合い」では なく、「友だち」と呼ぶ感覚は、理解しがたいことだ▼様々な情報があふれる中、実際に人に会い、対話する。現場に足を運び、自分で何が起こっているかを確 認し、相談し、解決策を見出すには「粘り強い対話」が不可欠だ。「現場力」の大切さを、あらためて自覚する経験でもあった。