コラム

2014年6月10日号

 「2014FIFAワールドカップ(W杯)」がブラジル現地時間の6月12日(日本時間13日)に開幕、日本代表チームは14日(同15日)にコートジ ボワールと初戦を戦う。4年ぶりの一大イベントに、日頃は熱心なサッカーファンでもない筆者でも、W杯開催期間中は「にわかファン」となって日本代表チー ムの熱戦や世界のトップクラスのプレーに拍手し、一喜一憂することを、お許し頂ければ幸いだ。日本代表には、これまで積み上げてきた成果を最大限に発揮で きることを祈り、期待したい▼いずれの分野でも、「夢」や「希望」に向かって努力を重ね、実績を勝ち取る姿には感動と共感が得られるものだ。日常のビジネ ス現場でもこの春、夢を持って社会人となった新入社員諸氏もそれぞれの現実に直面し、将来に対しての期待や不安を織り交ぜながら、課題に挑戦していること だろう▼政府が先日、発表した2014年版「子ども・若者白書」によると、日本の若者は諸外国と比べて、「自分に誇りを持っている」「将来に明るい希望を 持っている」との割合が最も低かった。昨年末に日本や韓国、欧米の7カ国の若者(13~29歳、各国約千人強)を対象に調査したものだが、一方で「自国の ために役立つことをしたい」との意識は日本が最も高かった▼「役に立ちたい」との思いから、希望や自信が生まれる。実現するには、信頼と励ましの絆が不可 欠だ。「夢」の実現に向け、誠実に諦めずに、挑戦し続けていきたい。