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新宿御苑にエコハウス、パッシブ×断熱×防災

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 風や日射をうまく取り入れたり遮ったりしながら、耐震性能を併せもたせたエコハウス(低炭素住宅)が都心の公園に︱。毎年恒例の「ロハスデザイン大賞新宿御苑展」(ロハスクラブ主催、環境省共催)の企画の1つ、エコハウス「Fun to Shareハウス」は実験的な設計・施工例として注目される。環境省が呼びかける低炭素社会を実現するための家づくりの工夫をふんだんに取り入れて実際に施工される催しで、今年は5月17日までの3日間公開された。
 南側は水平のルーバーを使って日射を遮りつつ風を通し、直射日光の当たらない北側は大開口の窓を設けるなどパッシブハウスが基本コンセプトだ。内張より気密性の高い外張断熱と、SE工法による門形の耐力フレームの採用により居住空間を大きく確保した。壁には無垢材チップを接着剤と一緒にプレスしたOSB合板を利用。「ラフに仕上げられカフェのテクスチャーやアウトドア好きの家庭などで好んで採用されている」(躯体設計のエヌ・シー・エヌ営業設計部)と言う。
 昨年に続きトリプルガラス樹脂窓の断熱性の高さのほか、プラグインハイブリッド車を使った災害時などの非常用電源も提案した。
(写真=エコハウス「Fun to Share ハウス」【躯体設計:エヌ・シー・エヌ】)