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三菱日立ツールが第一回代理店会

「日立ツールの尖がった技術活かす」(増田社長)

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 三菱日立ツール(増田照彦社長)が6月2日、初の代理店会を都内ホテルで開催した。今年4月1日付で三菱マテリアルの子会社となったが、商流は変わっておらず、旧日立ツールからの代理店メンバー21社の経営陣が参加し、今年度の事業計画などを了承した。代理店側からは「三菱の総合力と、旧日立ツールからの技術力が合わさって、もの凄い切削工具メーカーが誕生したと感じている」(代表幹事のシミヅ産業・清水義昭社長)の挨拶があった。
 「挨拶というより、短めの講演としてお聞きいただきたい」と登壇した増田社長は、新会社の運営に関し「約800人の新入社員の一人ひとりの幸せを追いたい」、「トップとしての重責を震える心で感じつつ、ワクワク感を楽しんでいる」、「人事を尽くして天命を待つことが大事だが、どこまで尽くしどの段階で待つか。その判断を遠近両用の眼鏡で下していく」―などと、自らの言葉と経営観を交えて率直に話した。心を通いあわす経営を語り、皆様とともに夢を見ようと呼びかけ、メードインジャパンの魂を世界の市場に問うていく旨、抱負を述べた。
 また基本方針として「日立ツール時代からのプライドを伸ばす。とんがった技術を丸くしないのが私の役割」と、かねてからの考えを強調した。
 次いで小泉敏男取締役営業本部長が営業状況を報告。米国向けの堅調さや、大口案件から実績急増のインド向けなど海外の近況に続き、国内では高硬度材用の切削ツールが好調だと伝えた。今後は「グローバルな営業展開を、国内外の連携を強化して広げる。業種を絞ってグローバル商品開発を加速させる。国内はシェアトップの金型向けでソリューション営業を強化し、航空機やエネルギー分野も注力する。難削材、耐熱鋼加工分野での強味を活かしたい」などと伝えた。