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三菱重工、工作機械事業を分社化

製販一体化で機動力向上を狙う

 三菱重工業は5月26日、10月1日付で工作機械事業を三菱重工工作機械販売(本社・大阪市淀川区)に吸収分割により承継させると発表した。
 同社では、グローバル市場での競争力強化に向け、「製造・販売の一体化により、組織の機動力向上を図るとともに、迅速な意思決定を行える体制を整えるのが狙い」としている。
 承継会社となる三菱重工工作機械販売は、本社を現在の工作機械事業部栗東工場(滋賀県栗東市)内に移し、工作機械事業に関する資産移管を受け、従業員1千人強の会社となる。
 工作機械市場は、国内外の需要構造が大きく変化しており、専業メーカー各社は迅速な意思決定を行うことで競争力向上に取り組んでおり、事業運営・顧客対応の両面で、機動力向上が事業拡大の条件となっている。承継会社は専業化を機に、機動的な組織づくりによる意思決定の迅速化および事業責任の明確化をはかり、市場環境や顧客ニーズの変化への対応力強化を進め、事業の強化と拡大を加速する方針。三菱重工は、承継会社と連携し、「事業展開を全面的に支援する」としている。