News

京セラ、メガソーラー事業活発化

新電力に太陽光電力供給も

4419

 京セラのメガソーラー事業が活発化している。5月24日には、京セラと東京センチュリーリースの共同出資会社「京セラTCLソーラー合同会社」が建設を進めてきた「兵庫・加西市逆池水上メガソーラー発電所」(約2.3MW)の竣工式が行われた。同発電所は水上設置型では世界最大。今年6月より関西電力に売電を開始する。年間予想発電量は合計2680MWhで一般家庭約820世帯分の年間電力消費量に相当する見込み。京セラでは「水上設置により冷却効果が得られ、地上・屋根置き型より高い発電量が期待できる」という。
 また京セラでは5月27日、ガイアパワー、九電工、東京センチュリーリースと共に、「鹿屋大崎ソーラーヒルズ合同会社」に共同出資すると発表した。鹿児島県鹿屋市と大崎町にまたがる土地で、国内最大級となる出力約92MWの太陽光発電所を建設、運営する。年間発電量は約99230MWhで一般家庭約3万500世帯分の年間電力消費量に相当する見込み。総投資額は約350億円を見込み、15年度下期の着工、17年度中の稼働開始を計画している。
 来年4月からの家庭用電力自由化で注目が集まる新電力(PPS)への売電事業も始める。6月1日には、京セラ、洸陽電機、東京センチュリーリースの3社共同出資による「KCT洸陽合同会社」で太陽光発電による売電事業の実施合意に至ったと発表。新会社で発電した電力は洸陽電機の新電力事業会社などの調達電源に組み込み、「再生可能エネルギー比率の高い電力を供給していく」(京セラ)。3年間の事業計画画では合計25MW以上の発電所建設を計画。年間発電量は約2万6300MWhとなる見込みで、一般家庭約8100世帯分の年間電力消費量に相当する。