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ブラザーが新製品発表会

30番の加工領域拡大を提案

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 ブラザー工業(小池利和社長)は6月18日、愛知県刈谷市内の同社刈谷工場で、新製品発表会を開催。先日発表したコンパクトマシニングセンタ(MC)「スピーディオ(SPEEDIO)R650X1」をはじめ、30番マシンの加工領域を広げたスピーディオシリーズのラインナップを披露した。
 新開発の「R650X1」は、X・Y軸移動量と加工エリアを大幅に拡大したのに加え、大型高速2面パレットチェンジャーの搭載により、作業面の大きさ(片側)も幅800ミリ、奥行き400ミリに拡張し、最大積載質量(片側)も300kgまで対応する。このため、「一般的なパレットチェンジャー標準搭載の主軸30番マシンでは対応できなかった大型部品の加工ができるため、大型部品加工から中型部品の多数個取り加工を可能とした」(同社M&Sカンパニー産業機器営業部)のが大きな特長。さらに、自社開発のNC装置による同時動作制御と高加速度主軸モーターの採用により、一般的なMCと比べ、工具交換時間を大幅に短縮。大型部品の加工領域での、高い生産性を実現するという。
 会場では、セミナーと実演加工により、高生産性を実現した主軸30番MCによる加工領域の拡大をアピールした。
 また、同社では拡大が見込まれるIT関連や自動車市場の需要に対応、刈谷工場内に工作機械の新工場を増設する。建築面積は1万3496平方m、延床面積1万9340平方mの規模で、8月に着工し、来年6月に竣工、8月の生産開始の予定だ。新工場の本格稼働の伴い、2014年8月時点に比べ、約2倍の生産能力に増強。グローバルでの競争力強化を図る方針だ。