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エアバス向けエンジン、川重と三菱重工が共同開発

英ロールス・ロイスと

 川崎重工業と三菱重工業はこのほど、英国ロールス・ロイス社が仏エアバス社の新型ジェット旅客機「A330neo」に搭載する新型エンジン「トレント7000」の共同開発事業に参画する契約を締結したと発表した。
 両社とも、リスク&レベニューシェアリングパートナー(RRSP)として参画する。川崎重工は中圧圧縮機(IPC)モジュールの設計・製造・組立を担当。IPCモジュールは、エンジンを構成する8個の主要モジュールの一つ。直径約1.5×長さ約1.5mで、部品数約4000点で構成。西神工場(神戸市)で製造する。
 一方、三菱重工は、89%を出資する三菱重工航空エンジン(愛知県小牧市)が参画し、航空機エンジンの中核部位である燃焼器部品と低圧タービンブレードを担当する。
 「トレント7000」はシリーズの第7世代モデルで、ボーイング787向けエンジンをベースに開発。「A330ネオ」向けに独占的に供給される。ロ社独自の3軸構造設計を継承しつつ、燃費効率を改善し、騒音の半減を実現するという。
 なお、リスク&レベニューシェアリング パートナー方式は、エンジンや補用部品の販売・修理事業などの収入をプログラムシェアに応じて配分を受ける権利がある一方、開発・量産・販売に関する全ての費用とリスクをプログラムシェアに応じて分担する契約方式。