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モリタ宮田工業、腰部サポートフェア

介護・農業分野に続き「物流分野」で拡販へ

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 モリタ宮田工業(土谷和博社長)は、慶応大学と共同開発し、3年ほど前から介護、農業分野向けに販売してきた腰部サポートウェア「ラクニエ」を、物流現場などに向け拡販する。先に開催のアジア・シームレス物流フォーラムでは生産財商社・山善のブースに内部出展した。「試着し体験する来場者が絶えなかった」(同社)といい、販売担当の山善も「反響が高い。確実にまとまった数を販売できそう」(機工事業部)としていた。
 前屈時に腰をサポートするウェア。太ももの裏側と、背中の筋肉の負担が10~14%ほど軽減できるという。着脱がスムーズで身にまとっても違和感が少なく、自然な日常動作のなかで「前屈時に伴う背面の伸びを利用し、弾性材の張力で人をサポートする」仕組みだ。
 装着すると動きづらく、筋力の低下現象もみられた従来の腰部を締め付けるタイプのサポートウェアとは一線を画すと言う。
 前屈作業の多い倉庫業、配送業、工場などの現場が新たなターゲット。同フォーラムの会場では「試着し荷物を持ち上げると腰部への負担が減っていることに気づかれると思う。しかしより実感できるのが、長時間連続作業がラクになるという点」と同社説明員が話していた。
 同社は消防車の製造で国内トップ企業(シャーシーは外部購入)。消火器もトップクラスで、元々は消防士の作業負担軽減に向けて開発したものという。同社では「物流現場でのニーズの高さを肌で感じた」(同フォーラム会場)などとしており、新規分野開拓に力を注ぐ構え。