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防犯防災展、事故対策備えた最新機種 ドローンも

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 6月11日から2日間、インテックス大阪で開催され1万6349人の来場者を集めた「防犯防災総合展inKANSAI2015」。最新の防災・防犯グッズを集めた同展示会で、ひときわ注目を集めたのが、上空から被害状況を迅速に撮影するなど災害現場で活躍できる無人航空機「ドローン」だ。
 アミューズワンセルフ(大阪市中央区)のブースでは、機能とデザイン性に優れた多目的ドローンで注目を集めた。ドローンの通常飛行時間は約15分とされるが、軽量化した同社の「αUAV」は約50分の飛行が可能。「カーボン材料の特性を踏まえた設計により、強度の確保と軽量化(約3.5キロ)を実現した。高解像度カメラやセンサーを搭載しやすい」(同社)という。
 2.5キロとさらに軽量化した最新機種「ZUAV」は国交省・経産省の「次世代社会インフラ用ロボット開発・導入に向けた現場検証」でオールAの評価を受けた。同製品は、状況に合わせてアームが稼働するのが特徴。飛行時には障害物からプロペラを守るガードになり、着陸時にはランディングギアになる。
 落下事故の大多数を占めるバッテリー切れも防止する。バッテリーのモニタリング機構のみならず、バッテリー減少時に自動帰還したり、万一の場合はパラシュートで落下する安全機能も備えた。
 また、警備会社のSECOMでは飛行監視ロボットとして活用できるドローンを展示した。同社の防犯カメラや画像センサーの画像解析技術、人物追尾技術を応用して開発。無人飛行による監視で、広い敷地でも不審者や不審車両を追尾して顔や車輌ナンバーなど詳細な画像を記録でき、緊急対処員の現場急行や警察への情報提供がスムーズに行える。
(写真=スタイリッシュなドローン「ZUAV」(アミューズワンセルフ)。ガード機構など、落下事故防止策がふんだんに盛り込まれている)