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DMG森精機、プライベートショー58台展示へ

ワシノブランドから新デザインモデル

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 DMG森精機は、7月22日から4日間、同社伊賀事業所で開催するプライベートショー「IGA INNOVATION DAYS 2015」の概要を発表した。展示会場のグローバルソリューションセンタのフロアスペースを3500平方mに拡張して全面リニューアルし、世界初出展となる7機種を含めて計58台の工作機械を展示する。
 会場内では、機械別のほか、自動車、航空機、医療、金型などの業界ごとに提案要素を展示する。記者会見で、高山直士専務は「いつでも最新鋭機とアプリケーションを見ていただけるように、世界最大規模の工作機械の展示場として生まれ変わる」と話した。
 目玉の一つして高山専務が紹介したのは、正面並行2スピンドル・2タレット旋盤「NRX2000」にミーリング機能を追加した新仕様機。月間生産量1~5万個の自動車部品などを想定した機種として、段取り替えが容易な正面刃物台構造、高速搬送ローダを採用した。
 「ローディングタイム5.6秒は(同系統機種で)世界最速。0.1秒を追求する加工の世界において、大きなアドバンテージになる。そういった意味では、意外と盲点になっている『少量のクーラント液でいかに早く切りくずを外に出せるか』という点も強調したい」とした。
 今年4月に営業を開始したDMG森精機ワシノ(妹尾篤社長)ブランドの新デザインモデルも発表する。超高精度旋盤「G‐07」の特長は、X軸移動量をクラス最大の480㍉㍍に伸ばしたこと。自動化提案の一つとして、会場ではガントリーローダと1軸パレタイザのパッケージを展示する。
 Y軸とミーリング機能を搭載したコンパクト複合加工機「A‐18S」について、妹尾社長は「デジタルカメラの鏡筒のような薄いフランジ形状に向いている。グループの中で競合する機種ではない。工程集約の成功事例を紹介しながら、水平展開で海外にも積極的に売り出していきたい」として、海外売上比率を現行の2割強から4割へ高めていく考えを語った。
(写真=「G-07」)