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オーデン、空気清浄機マカオの最大手ホテルへ

PM2.5対策でプレ納入

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 環境機器メーカーのオーデン(遠藤清武社長)は、本紙に対し、マカオ最大手のホテルへ6月中旬、大型空気清浄機を試験納入したと明かした。屋内のPM2.5対策として試験採用されたもの。試験結果を待って大量納入をはかる考えで、平行して中国本土の複数の都市に対しても、自社製品を活用した同対策の実施を働きかけているという。
 現在の大型ビルや施設は、AHU(エアハンドリングユニット)と呼ぶ空気調和機を使って全体の温度や湿度をコントロールしている。通常AHUは内蔵したフィルターなどで空気の浄化・ダスト集塵なども行うが、PM2.5(粒径2.5ミクロン以下の物質)は集塵が難しく、最近は屋外のみならず屋内のPM2.5対策が喫緊の課題になっていた。
 同社が試験納入したのはカジノを併設するマカオ最大手のホテル。AHUに組み込むタイプの空気清浄機で、独自の2段荷電式集塵ユニット18個からなる大型機種を2機納めた。「納入前のテストではPM2.5の捕集効率で約87%が確認されている」(遠藤社長)といい、正式結果を待って本格的に売り込む。また同社の幹部が、中国共産党系の機関とともに中国主要都市を相次ぎ訪問してアピールしているという。現地組立工場の設立など量産化に向けた動きも進めているそうだ。