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2015大阪どてらい市、「誕生40年」記念の大きな成果

受注額159億円超を達成、目標突破の「勢い」示す

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 全国最大規模の生産財と消費財の展示商談展示会「第40回2015大阪どてらい市」が7月4日から6日の3日間、大阪・南港のインテックス大阪6号館で開催。「誕生40年」の記念開催となった会場では、様々な記念企画が提案される中、活発な商談が展開され、受注額も目標の140億円を大幅に突破する159億6310万円を達成、「目標突破」の感動と勢いを示した。
 来場客も関西各地から3万868人が来場し、受注額、来場数とも昨年実績を大幅に上回り、「どてらい市」の原点である「商売の場」「情報交流の場」としての存在感をあらためて示すとともに、「誕生50年」に向け、新たな歴史を刻む一歩となった。
 第40回記念の大阪どてらい市は、「未来を射る。」をテーマに、主催店73社、出品メーカー336社、展示面積1万9359平方㍍の規模で催され、生産性向上や更新需要に対応した工作機械・鍛圧板金機械・機械工具・産業機器などの生産財と、快適なエコライフを実現する住設建材・ライフ関連等の消費財の最新商品・技術・情報が各コーナーで実演・提案された。
 来場した東大阪市の部品加工の製造ユーザーは、「需要回復に伴い、老巧設備の更新を検討中。大阪で最新の工作機械や機械工具がこれだけ勢揃いする展示会は他にはない。新発見の機械設備や工具も多く、役に立った」と強調。また、産業機器関連の出品メーカーの経営幹部は「前向きの話が多く、手応えも明らかに良い」、主催店営業幹部も「お客さんとの商談の中で、新規設備の話も。やはり、実際の商品を確認できるどてらい市は、最適な商売の場」との声が聞かれるなど、各コーナーでは、来場客が展示商品を直接、見て、触って、確かめながら活発な商談や交流が賑やかに行われた。
 第1回の「どてらい市」は1976年4月、東大阪の西日本山善倉庫センター(当時)で開催されている。当時は、第1次オイルショックによる不況の嵐の最中。全国各地の営業現場では、「この難局をいかに切り拓くか」という現場の発想から、各地で手作りの展示即売会が実施され、「どてらい市」のルーツとなる声も数多く聞かれる。開催当初を知る関係者によると、「誰も、40年も続くとは考えなかった」「開催ごとに、汗と涙のドラマが生まれ、試行錯誤しながら手作りで築いてきた」と口を揃えて強調する。
 先の見えない厳しい状況の中、製販一体で地域ユーザーに、展示即売会というカタチで、「見て・触って・確かめて」を提案。毎回、主催店、出品メーカー、事務局が一体となり、手作りで積み上げながら、「地域密着の商売の場」として、40年の歴史を築いてきた。
 初日の開会式でも、各代表が「誕生40年」の歴史を称え、新たな飛躍を誓い合った。
 主催店73社を代表し、西川産業・西川正一社長があいさつに立ち、「どてらい市は商売の場、人間交流・人材育成の場として、業界の貴重な財産となった。モノづくりを支援する政策効果もあり、中小企業にも設備投資の意欲は高まっている。まさに好機到来、このチャンスを最大限に活用し、記念開催を祝う目標突破を」と強調した。次いで、336社の出品メーカーを代表し、ミツトヨの中川徹社長は、「市場変化に適合する中で、どてらい市は進化し、40年を迎えた。弊社も昨年創業80周年を迎え、次なる100周年に向け、『回復から持続的成長へ』をスローガンに、新たにスタートした。『未来を射る』の意気込みで、精密測定で社会貢献を果たす」と述べた。
 事務局代表の山善・中田繞社長は、「手作りで築いてきたどてらい市は『継続は力なり』を示した現場密着の商売の場」とした後、「当たり前のことを真剣になってちゃんとやる基本を徹底し、自ら勢いを発揮し、感動を共有、共存共栄の新たな歴史を」とあいさつ。必勝スローガン、目標必達手締め、テープカットで開幕した。