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三菱電機、大型産業用ロボ

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三菱電機産業用ロボット「MELFA-Fシリーズ」

70キロまで可搬

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 三菱電機は、産業用ロボット「MELFA-Fシリーズ」の新製品として、可搬質量35~70kgまで対応する大型タイプ12機種を7月15日に発売した。
 この日に開幕した「MF-Tokyo」で披露した。価格はオープン。
 手首構造を変更したうえで、従来以上の大容量減速機を使用。これにより従来機比約4.2倍の高速化を実現し、かつ手首軸にかかる許容慣性量を同35倍に大きく伸ばした。結果、ロボットが把持するハンドの大型化が可能になったという。同時に最大リーチ幅も同2倍の205センチに伸ばし、今まで難しかった大型ワークの高速搬送を実現した。
 また、発売する12機種の半数が、コントローラやエンジニアリング環境、フィールドネットワーク等を包含する「iQ Platform」に標準対応し、同社シーケンサなどと連携して「I/O処理時間の短縮」や「操作・保守作業の効率化」など工数やコスト削減を可能にする。既に発売中の「MELFA︱Fシリーズ」小型タイプのロボットと同じプログラミング言語、ティーチングボックス、エンジニリング環境が使用でき「工場内に小型・大型ロボが混在している場合でも同じ操作で使える」点も特徴になる。
 同社は中小型サイズのロボットを得意としてきた。今回の大型タイプ発売に関し、同社では背景の一つとして「電気・電子、食品・医薬品・化粧品、自動車部品業界などの製品サイズが比較的小さな業種においても、最終工程などでは大型産業用ロボットを使用するケースが増え、高性能な大型ロボット開発が求められていた」などとする。小型から大型までが揃ったことで「あらゆる搬送・組立ロボット需要に対応し、幅広い自動化ニーズに貢献する」としている。